レンタルサーバーを選ぶポイント
あなたは、このような悩みや疑問をお持ちではありませんか?
レンタルサーバーを提供する会社は非常にたくさんあり、何も知らない人にとって選ぶ難易度は高いと言えるでしょう。
このページでは、レンタルサーバーの選び方から、「これを選んでおけば間違いない!」と言える4社にフォーカスして紹介します。
さらに、プランごとにスペック(機能・特徴)を比較できるように詳細な比較表もご用意しています、誰でも一目で優良なレンタルサーバーを選ぶことができるでしょう。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを選ぶ際には、以下に9つのポイントを抑えて選ぶようにしましょう。
- アクセスの集中に強く転送量が多い
- Webページの高速表示に対応
- 使いやすい管理画面
- 無料SSL(https)暗号化
- WordPressが簡単インストール
- 自動バックアップ機能がある
- 複数サイト運営(マルチドメイン)
- セキュリティ・サポート体制
- 価格が安い
アクセスの集中に耐えられる(転送量が多い)
アクセスの集中に強いレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーのプラン表には「転送量」という数値が記載されています。
この転送量が多ければ多いほどアクセスの集中に強いと言えます。具体的には1日200GB以上は最低でも欲しいところです。
なるべく転送量の多いレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
Webページの高速表示に対応
Webページを高速表示してくれるサーバーがおすすめです。
Webページが完全に表示されるまでに3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱するというデータもあります。
表示速度が遅いと、SEO(検索結果における順位)にも悪影響が出てきます。
レンタルサーバー業社間で争うように、表示速度を上げるための工夫をしていますので、その中でも先陣を切って対策をしている「エックスサーバー」「Conoha WING」のようなサーバーがおすすめです(詳細は後述)。
無料SSLに対応
2023年1月現在、ほとんどのブラウザは、ユーザーがSSL対応していないWebサイトを表示しようとすると警告表示します。
当然、ユーザーは警告が表示されれば不信感を抱き離脱するでしょう。
有料のSSLであれば多くのサーバーで利用できますが、年額数万円がかかってしまうため無料で利用できるに越したことはありません。
WordPressが簡単にインストールできる
WordPressが簡単に利用できるレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
WordPressを利用するのに、複雑な作業が必要なサーバーでは、初心者はサイトを運営できずに挫折してしまいます。
このページで、おすすめするサーバーはどれも簡単インストール機能を備えていますので、ワンクリック・ツークリックでWordPressをインストールできます。
自動バックアップ機能がある
バックアップ機能があると安心です。
サイトを運営していると思わぬトラブルにより、サイトデータが消えてしまったりすることがあります。
そんな時に復元するためには、常にバックアップデータを保存しておく必要があります。
このバックアップを特別な知識なしで、自動で行ってくれる機能があると安心です。
複数サイト運営できる(マルチドメイン)
レンタルサーバーを1契約することで複数の独自ドメインを設定できるサービスがおすすめです。
1サイト運営していると、「追加でもう1サイト運営してみようかな」と思うこともあるはずです。
その際に、マルチドメインに対応したレンタルサーバーであれば、複数サイトの運営が可能です。
セキュリティ・サポート体制
何かあったときのために、セキュリティ/サポート体制が充実したレンタルサーバーを契約しましょう。
頻繁に障害が起こっているレンタルサーバーや、メールで問い合わせても返信が遅い、電話サポートはしていない業者では不安です。
障害が少なく、メールサポートに24時間365日対応している業者がありますので、そういったレンタルサーバーを選びましょう。
このページでは、そういったサービスのみをご紹介しています。
価格が安い
スペックが優れている、セキュリティ/サポート体制が優れていることが一番ではありますが、その中でも価格が抑えられたサーバーがおすすめです。
サーバー費用は毎月支払うものです。年間に換算するとそれなりの金額になってしまいます。
高スペックながらも、なるべく価格が安いレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
レンタルサーバーおすすめ4サービス徹底比較
以下に、数多くあるレンタルサーバーの中でもおすすめのサービスを4つ厳選してご紹介します。さらに、プランごとにも詳細に比較できる表をご用意しましたので、見比べながら気になるサーバーを吟味してみてください。
ConoHa WING
Conoha WINGは、GMOインターネット株式会社が提供する比較的新しいレンタルサーバーです。
エックスサーバー同様に「nginx(エンジンエックス)」というアクセス集中に強いWebサーバーを導入しているため、安定性においても抜群です、さらにPHPを高速動作できるLiteSpeedも搭載されています。
WordPressは超高速と評判!
価格も特徴的で初期費用0円、月々の料金もエックスサーバーを意識した値段設定となっています。
また、WordPress簡単引っ越し機能が付いていますので、他社サーバーを利用している場合でもほんのワンクリックでサーバーの引っ越しが完了してしまいます。
「とにかく、ワードプレスの表示スピードを高速化したい」という方におすすめのレンタルサーバーです。
レスポンスはSEO的に超重要
ConoHa WING(ベーシック)の価格は月々1,089円(一年契約時)です、この価格でエックスサーバー以上のパフォーマンスが期待でき。今、一番おすすめしたいレンタルサーバーです。
ConoHa WINGでは、全プランにおいて、上位や下位プランに自由に変更できるようになっています!
Conoha WINGのメリット・デメリットについては、こちらのWEBサイトでも詳しく解説されています。
>>Conoha WINGの評判
ロリポップ
ロリポップは最低価格99円(エコノミー)~利用できる格安のレンタルサーバーです。ただしエコノミープランの場合には、ワードプレスの利用はできません。一昔前はロリポップは遅いサーバーという印象が強くありますが、リニューアルされてからは、エックスサーバー並のスピードがでると評判になっています。
本格的なWEBサイト運用にはハイスピード、またはスタンダードのプランがおすすめです。
スタンダードプラン(月額770円)ならWAFセキュリティによって改竄(かいざん)を監視できるので安心です。性能面ではこの価格帯でありながら「アクセラレータ」が装備され、さらに「アクセス数拡張」(期間限定で使用可能)、高速処理の「PHPモジュール版」などが備わっています。
特にWordPressサイトでは、従来より大幅にパフォーマンスの改善がみられます。
ロリポップ(スタンダードプラン)の価格は月々770円(一年契約時)です、この価格でエックスサーバー並のパフォーマンスが期待でき。今、一番コスパが良いと言えます。
エックスサーバー
エックスサーバーは、多くの企業サイトやブロガー/アフィリエイターに人気の安定性・高速・充実サポートと三拍子揃っているレンタルサーバーです。
最大20倍の高速表示が可能なエックスアクセラレータにより、Webページの高速表示を可能にします。
また、大量の同時アクセスに強い「nginx(エンジンエックス)」サーバー採用により、安定したサービスを利用できます。
WordPress簡単引っ越し機能により、他社サーバーからの引っ越しもワンクリックで完了です。
今ではどのサーバーにおいても標準装備となりましたが、無料SSLの提供や表示速度を上げる最新の圧縮機能などのイノベーションをどこよりもいち早く行なっている印象があります。
一般的なサーバーの稼働率は99.99%(停止するとしても年間では約50分程度)です、これでも十分に高品質なのですが、エックスサーバーは、それを上回る実質99.999%以上を達成しています。
他にも、24時間365日メールサポート、平日9~18時の間対応の電話サポート、サービス提供実績20年の信頼も厚いレンタルサーバーです。
エックスサーバーの価格は、スタンダードプランで1年間契約すると月々1100円前後とやや割高になりますが、価格以上の価値はあると考えます。
エックスサーバーのメリット・デメリットについては、こちらのWEBサイトでも詳しく解説されています。
>>エックスサーバーの評判
ヘテムル
ヘテムルもまた、エックスサーバー同様に運営実績の長いレンタルサーバーで多くの愛用者を持ちます。ペラサイト増産手法で一世風靡した「ヒーローゆうき」さんの影響もあって、多くのアフィリエイターが利用されてます。
管理画面が使いやすく初心者でも契約から導入まで簡単にできるでしょう。
単純に、エックスサーバーのスタンダードプラン (月額1,100円)とヘテムルのベーシックプラン(月額1,155円)を比較した際に、機能面ではほぼ互角ですが、価格面ではややエックスサーバーが安くなります。※1年契約時の月々換算した価格
参考:エックスサーバーの詳細
新規機能の追加面においてはエックスサーバーと比べて後手後手という印象ですので、「常に最新の機能・設備を導入しているレンタルサーバーを利用したい」という方にはエックスサーバーをおすすめします。
ヘテムルのデメリットは、プランを変更することができません、どうしても上位下位プランに変更したい場合は、新規契約とサイトの引越し作業が必要となります。
ただ「単に理論上の数値でいいサーバーを選びたい」という方に、このヘテムルをおすすめします。
格安のおすすめサーバーの記事は、こちらです↓↓。
レンタルサーバーのメリットとデメリット
レンタルサーバーの良い点
レンタルサーバーを利用することで、以下のようなメリットを得られます。
いままでアメブロや、はてなブログ(無料版)など無料ブログサービスでサイトを運営してきた人にとっては、無料で利用できるというメリットを受けることはできました。
しかし一方で、「勝手に広告が挿入されてしまう」「自由に広告を貼ってお金稼ぎができない」「規約に抵触したらサイトが表示されなくなった」というデメリットもあります。
レンタルサーバーを使い独自ドメインでサイトを運営することで、安価に、自由にサイト運営できるというメリットがあります。
レンタルサーバーの悪い点
共用サーバーは以下のようなデメリットが存在します。
- 速度は出にくい(専用サーバーに比べ)
- アクセスが集中することでサイトが表示が遅い
- 利用できるプログラムが限られる
速度は出にくい
共用サーバーは1台のコンピュータに多くのユーザーが同居しているため、専用サーバーに比べれば速度は出にくいです。
ただ、世界中で使われ、コンマ何秒の表示速度がビジネスの売り上げを大きく左右するとかでない限りは、共用のレンタルサーバーで十分だと考えます。
レンタルサーバー各社も、コストを抑えながらも、表示速度の改善のための工夫を凝らしています。
アクセスが集中することでサイトが表示が遅い
SNSでバズったり、テレビで紹介されるなど、アクセスが集中することでサイトが表示されにくくなります。
一つのサーバーに他人のサイトも同居しているため、他のユーザーに迷惑をかけないようにするためです。
これはデータ転送量の大きいレンタルサーバーや、安定性の高いサーバーを選ぶことで、ある程度は防ぐことが可能です。
利用できるプログラムが限られる
レンタルサーバーは多くの場合利用できるプログラムが限られています。
そのため、iosアプリやandroidアプリ、ruby on railsなどで構築したwebアプリなどはレンタルサーバーで動かすことはできません。
WordPressやHTML,CSS,PHP,JAVAscriptのサイトを動かす分には問題ありません。
まとめ
レンタルサーバーの選び方や、おすすめ4社のサーバーをプランごとに比較してきました。
レンタルサーバーを利用することで初心者でも手軽に、しかも安価にサイトを運営することができます。
気になるレンタルサーバーがあれば、ぜひ利用登録してみてください。